ペットシッターの意義とは

本部から、ペットシッターの新人向けに講習会を開くとの連絡があり、私に、日々の心構えや仕事の意義、体験談を書いて欲しいということだった。うーん、困った。体験談はこのブログを読んでくださーい。
この仕事の意義は、動物好き心を満たしてくれるということかなー、なんてゆーのはダメだし（本音だけど）
私は見習いを経て独立するときに、ボスから「最後に何か心配な事はありますか？」と聞かれ「飼い主さんがちゃんとした飼い方をしていなかったら、ケンカしてしまうかもしれないと思うのですが」という不安があった。するとボスはな〜んだと笑って「それは心配ないと思います。そんなひどい飼い主さんはペットシッターなんて依頼しないですよ。万が一出会ったとしても、ご縁が無くなります」
これは本当だった。適切な飼い方をしていない飼い主さんでも、それはよくわからなかったからで積極的に「どうしたらいいのか教えて下さい」という態度で私の事をとても信頼してくれた。うれしい！ワンコも飼い主さんも私も幸せになるなんて、やっぱりすばらしいお仕事だよね。
いつも喜々としてお仕事に出掛ける私に「他人のペットとばかり遊んでナイで、私ともたくさん遊んで〜」と愛犬ナノの心の叫びが聞こえるが「ナノちゃん、これはお仕事です、お・し・ご・とっ！」って説得力ないよねー。