久しぶりに読んだ本

　元々あまり本、中でも小説は読まないんだけど、最近老眼でますます活字からは遠ざかっていた私。それが、読んじゃいました『ソウルメイト』。だって、密かに犬飼いの師匠！と尊敬している、馳星周さんの小説だもの。
　読んだのは6月始め。今頃感想かよ！と突っ込まないでくらはい。お察しくらはい。
　愛犬とのエッセイ『走ろうぜ、マージ』を本屋で立ち読みした時、ほんの数行であふれる涙が抑えられずに泣きながら購入してしまった事があるので（そして二度は読めない）、今回も泣くんだったら読むのやめようかと思ったんだけどね。ただ、今回は小説。犬と人との短編集だったから、すんなり読めました。
　最後のバーニーズマウンテンドッグのお話だけ、馳さんと愛犬がモデルかな。馳さんのブログをずっとを読んでいるから、亡くなったマージとワルテルが重なって、ちょっと泣きましたが。

　犬飼い関係なく、小説としてとても面白かったですね。
　「へぇ、男も反省するんだー」とかね（笑）

　だから、反省しなきゃいけない男の人と、あの男ムカつく！と思っている女の人と、すべての犬飼いが、救われる本です。

読んでみてね。