chakousari’s blog

ペットシッター足掛け15年

思い切り泣きたかったんだ

chakousari2010-03-16

 ご無沙汰でーす。
 毎年2月はついていないからって、堂々と更新を休んでいたわけではないのです。1月中旬くらいから、左瞼のピクピクが止まずPC作業が辛いのです〜。何かの病気だったら上下瞼がけいれんするそうで、他の症状を見ても重篤な感じではなさそうだけど、うっとーしぃったら。
 確定申告も(締切日に郵送で)出し終わったし、そろそろ更新始めましょう♪とPCに向かって、まずはブログ巡りをして…と、最近まんが本を4巻大人買いしてハマッている、猫まんがブログ『くるねこ』を読んで、


 泣いた。


 涙が止まらない。


 犬目もはばからず、号泣(ナノ&ぬくとがひいた)

 

※なんで号泣?と思った方は3月15日の「犬爺」を読んでみてくらはい(ググってね)まんが本『くるねこ』を読んでいないと意味は半減かもですが

 コメント見たら500超え!それぞれのコメントを読んで、何も考えずに涙がこぼれた理由がわかりました。
 思い切り泣きたかったんです。
 
 ペットシッターは天職で、毎日いろいろあっても楽しくお仕事させていただいております。でも、避けられないのが『永遠のお別れ』です。ブログにはめったに書きませんが、たくさんのワンコニャンコとお別れをしてきた6年間でした。
 私に知らされるのはすべてではありませんが、看取ったこともありますし、逝った直後に呼ばれて一緒に見送ったこともあります。飼い主さんの心の整理がついた時に知らされることも、風の便りで知ることもあります。
 一番ツライのは飼い主さん、私は悲しみは共有しても号泣するわけにはいかないのです。逝った子たちも悲しむ姿を望んでいないはず、ということを、わかっていても泣いてしまうのは飼い主さんだけでいいのです。
 メソメソしていると、元気なお世話ワンニャンたちにも気を使わせてしまう(?)ので、ご冥福を祈りつつ日々前を向いてきました。でもね、なーんかね、年のせいかしら、ドヨーンとしてきてはいたのですよ。
 そして最近、顔見知りのワン友さんから聞いたんです。
 もうすぐ7歳になる柴犬「E−1グランプリ08チャンピオン」チィくんの訃報。しばらく経って飼い主さんも少し落ち着いてきたけど、まだ立ち直れないとこのとでした。
 気立てが良く健康だったチィくん。1年ほど前に急に体調を崩して、遺伝性の疾患らしいとのことでした。それでも元気で、昨年11月にお世話をした時も痩せちゃったけど元気でした。
 桃太郎くん、ゴローくん、カナちゃん、チビちゃん、キクちゃん、クリンくん、パピーちゃん、大吉くん、ポチくん、太郎くん、ムックくん、ライザちゃん、ラリーくん、コロちゃん、ももちゃん、ムクちゃん、さくらちゃん、他のみんな、どさくさに紛れて富士丸くん、ちゃんと泣いてあげられなくてゴメン。もうちゃんと、虹の橋のたもとで楽しくやっているのは知っていますよ。大丈夫だから今日だけ、おばさんの気が済むまで泣かせてね。「あーあ」とか思って笑って見ていて下さい。ありがとう。

 チィちゃん、お空から
 
 この笑顔でおかあさんを救ってあげてください。合掌