chakousari’s blog

ペットシッター足掛け15年

進めない。。。

chakousari2006-10-17

農家さんの愛犬、ラブラドールのKennuくんはニャンコ兄姉6匹がいる1歳の末っ子、甘えん坊やんちゃワンコだ。
お散歩ではおうちを出るまで猛ダッシュ!(農家さんちはお庭が広い)オシッコはおうちの外でしたいんだな。1回目のオシッコは「じょじょじょじょじょじょ〜〜〜」なが〜い。
終わったところで「えらかったねぇ、すごい我慢してたんだー」と声をかけたら「おっ?!」というお顔でニコニコと近寄ってきて
「そうなんだよ、わかってくれたぁ?オレ、すごいだろ。えらいだろ。えへへ、じゃあ、なでて〜ん
とわたしの足の上にお尻を乗せて座り、ググッと体をあずけて来た。お、重いよ。
ひとしきりなでると「ほい、行くぜっ」とお散歩に出発だ。
Kennuくんは夏にカエルを拾い喰いしてお腹に虫が湧いたことがあったので、クンクン臭いチェックには注意しなければならない。クンクンの最中にわたしがガン見しているとKennuくん、「おっ?!」とわたしを見て
「なんだよ〜、照れるなぁ。オレそんなに可愛い?えへへ、じゃあ、なでていいよ〜ん
と大きな前足をわたしの足に乗せ体重をかけてくっついて(痛い!)ナデを要求(本人はナデさせてると思っているっぽい)するんだわ。これが5分に一度くらいの割合なので進まない進まない。
だから、Kennuくんが振り向きそうになるとサッと視線をはずす、それもものすごい逆方向に。全く見てませんって振りをしなければ
「見てたでしょ、今、見てたよね、ね、ね、ね。なでて〜ん」と前に回り込んで来るんだよ〜。勘弁してえ。

写真はなでていると見せかけて、顔を手で押しやってわたしの足の上から前足をどかそうとしているところである。


お散歩の帰り道、おうちへの最後の曲がり角のところにニャンコがいた。
「ニャオ〜ン、ニャオ〜ン(おかえり〜、たのしかった〜?)」
Kennuくんのお姉さんニャンコがお出迎えしてくれるんだ。毎回だよ。弟思いのお姉さんだねえ。