chakousari’s blog

ペットシッター足掛け15年

猟犬魂が騒ぐ土手

chakousari2006-03-03

利根川沿いにあるわが町。土手の河川敷はワンコ達の恰好の遊び場になっていて、中にはリードをはずしてドッグランの様に使っている人もいる。だいたいがお友達同士なので事故が起きる事はめったにないということだ。
写真のビーグルLuckyくん。飼い主さんが「長期旅行に行く前に河川敷きでおもいっきり走らせてあげようね」とお出かけの前々日、土手に行ったのだ。お友達がいっぱいいて天気もよい午後2時、リードをはずして大はしゃぎで駆け回っていたLuckyくん。おかあさんもワンコ友達とおしゃべりを楽しんでいてふと見渡すと、Luckyくんの姿が見えない。
河川敷きは芝生の所と葦の茂っている所があり、その茂みの中に入って遊んでいるらしいと思ったおかあさんは「Lucky〜!」と呼んだがいつもは飛んで出て来るのに気配がない。皆さんと手分けをして捜したが、日没になっても見つからなかった。
おかあさんは、一度歩いて家に帰って車でやってきてヘッドライトをつけて夜8時まで捜し続けた。そしてもう帰って明日朝一番で捜しに来ようと諦めた時「Luckyが茂みからバツが悪そうに出て来たのよぅ」
Luckyくんの耳は何故か血まみれだった。Luckyくんはケガをしていないので、なんの血?こえーよー。タヌキを追いかけてとんでもない所まで行っちゃったんじゃないか、と飼い主さんは言う。とすると、タヌキさんを仕留めちゃったんですか?!さすがビーグル、猟犬の血が騒いだのねー。でも猟犬なら獲物は持って帰って来なきゃだよね〜、まさか!いくらダイエット中でおなかが空いてるからって。。。