chakousari’s blog

ペットシッター足掛け15年

お坊ちゃま

chakousari2005-11-29

コウモリ事件(8/24)で絆が強く結ばれた超甘えん坊のお坊ちゃま、Peterくんはこの度1才になった。なのに「ひとりで3時間以上お留守番できないんですー」と飼い主様は言う。ちょっとづつ慣れさせるといいんだけど、たぶんできると思うんだけど、ご依頼なので行きます、ペットシッターは。ということで、朝から夜中までお出かけだと言うので、1日3回訪問してできるだけ長い時間Peterくんと一緒にいた。
Peterくん宅は建築設計事務所なので事務所やショールームがある。ドアを開けるとまずPeterくんの熱烈大歓迎(頭付き、甘噛み、顔面パンチ)にあう。そして「リビングに行く?ショールームに行く?」とジタジタするので「じゃ、ショールーム」とそちらを指差すと、よっしゃー!っと先に駆け出して行く。そして広いショールームを1周して皮張りのソファにデーンっと座る。
「ネエちゃん、ここに来いやっ!」(マフィアか?)
ご指名をうけてお隣に座ると、押し倒されたりおなかナデろ攻撃にあう。は、激しい。
でも、怒られるとひるむんだよねー。わたしが手紙を書いているとボールペンを噛んで来るので、デコピンをした。ホント、ちょっとだけなのにたいへんなショックを受けたらしく、ピーピーゆって隅っこで丸くなってしまった。まーいーかと仕事の続きをしていたら、丸くなったままじわじわとにじり寄って来てすぐ近くまで来た。う〜んとノビをしてわたしの腕に「ノビをしたひょうしにさわっちゃいました」という顔をしてくっついて、こちらの様子を横目でさぐっている。わたしが負けて、ニコっと笑うとガバーッと起きて「許してくれたのねー」と顔ナメ攻撃。は、激しい。
夜もふけて、お散歩から帰ったPeterくんは、わたしをダッコしたまま寝てしまった。動こうとすると肉球に力が入り爪でわたしを押さえる。どうしたら・・・、飼い主様、早く帰って来てえ。