土手スキー（？）

大きくて恐そうだが繊細なTaroくんと、早朝のお散歩で利根川が見渡せる土手に来た。草木にはうっすらと霜がついていて、朝日のピンク色が映ってとてもきれいだ。ふと、Taroくんが緊張して立ち止まった。土手の下をゴールデンレトリーバーの男の子がお散歩をしていたのだ。どうやら相性の悪い子らしく、先方の飼い主さんも慌てて引っ張って逃げるのだがお互いに臨戦態勢！
「マテ！お座り！」と言っても無視して、かつてない力で引っ張りながら土手の下に向かうTaroくんを、止められなかった。一瞬の判断で『このままじゃ、落ちてケガをしてしまう！わたしの重みで止めるのだ！』と腹這いに草の上にダイビング。Taroくんに引っ張られ腹這いで土手をすべり落ちながら
「逃げてくださーいぃぃぃぃ〜」
と叫ぶペットシッター、苦笑しおじぎをしながら去って行くおじさんとゴールデンレトリーバー・・・。
土手を降りると急に重くなったのか、Taroくんが引っ張ってもわたしは引きずられない。成功だ、重くてよかったよ。おかしいなと思ったTaroくん、振り返るとおばさんがころがっているのが見えてびっくりしたんだろうね。慌てて、起き上がったわたしの所に来て手をペロペロなめてくれた。ありがとね。でも、後から反省するんだったらその前にゆーこときいてよねっ！！
　
　※今週のおもらい、お土産
　　みかん、みたらしだんご、お赤飯