chakousari’s blog

ペットシッター足掛け15年

脱走!

chakousari2005-09-29

台風が接近していて夜中に雷雨があった翌朝のこと。カミナリが苦手なChiro君のおうちに早朝一番の5時前に行ってみた。
Chiro君の家が見えたところで、門の前でChiro君がシッポを振って待っている姿が!脱走したらしい。
「どしたー?カミナリ怖くて柵を乗り越えちゃったの?」
Chiro君は、そんなことより「お散歩!お散歩!」と催促。とりあえずお散歩に出発した。
いつもはすごく引っぱるのにおとなしくトコトコついて来る。ヤンチャで怖いもの知らずのChiro君も、カミナリが怖くて脱走したものの不安だったんだなと「がんばったねー、エライねー」と褒めながら歩いたのだがー。いつもたっぷりするウンチをしない。様子が変だぞ。もう済ませた気配、この落ち着きぶり。
う〜ん、推理すると〜。
脱走して自由になったChiro君は、思う存分走り回りウンチもしてしまい気が済んだのでおうちに帰って来た。
そこへ、お散歩おばさんがやって来たので、ちゃんとリードを付けてもらってお供を従えてのお散歩にも当然行くのだよ、ボク、というところか。
おうちへ帰ってどこから脱走したか検証する。お庭を仕切ってあり、裏庭がChiro君のテリトリーになっているのだが、裏への出入り口の逆側は手作りの仕切りで、何回も突破されたのか何重にもバリケードされている。そこにわずかな隙間があったが、まさかここからはなーという狭さだ。カミナリが怖くて、信じられない高さの柵を越える子もいるので、火事場の馬鹿力で脱走したんだ、ということにして
「じゃあね、また夕方ね」と門を出た。すると背後から、バリバリ、ガサッという音がして振り返ると
「へへへーー」とChiro君が前庭に出て来ていた(写真の様な笑顔でね)。バリケードの隙間だ。
前庭からはガレージの扉が間隔の広い柵なので簡単に外に出る事ができそうだ。抜け出した所を使っていなそうなプランターで埋めてChiro君を戻し、再び帰る、フリ、をしてみると、また・・・。あー、まだ時間がかかりそうだ。