chakousari’s blog

ペットシッター足掛け15年

猫をかぶったトラワンコ

chakousari2005-09-24

キジトラ猫のトラくんです。
今、ペットシッターの仕事とは別に知り合いのニャンコを預かっている。人間の赤ちゃんが生まれたのでしばらく面倒を見てほしいとの事。ハテ?ニャンコは人間の赤ちゃんには攻撃しないし、かえって子守りをしたりするのに何故?と聞いたら、
「とにかくトラは普通の猫じゃないの。実家に預けたときも同居猫をノイローゼにさせたし、頭がいいのでいたずらがすごくてどうなるか心配なの」という。
彼女は産前のデリケートな時だったし、私もニャンコが大好きなのでとりあえず預かる事にして、早3ヶ月だ。
トラは物おじしない超・人なつっこいニャンコというか、どちらかというと『犬』だった。かまってほしくて低い大きな声で「ンナ〜ゴ」と鳴く。ベタベタまとわりついて来るし、自分の要求が通るまで大きな瞳でジーーーっと見つめてくる視線が痛い。私と姉妹だったニャンコ達は、絵に描いた様な『The猫』だったのでこんな子は初めてなのだ。なるほど、この勢いで新生児にまとわりつかれたらと飼い主が心配するのもムリはないなと思った。
いたずらもスゴイ。爪研ぎは台ごと細切れになって部屋中に散乱していて、部屋に帰って来るたびにいろんなものが落ちているか倒れている。重くて開けられるはずのない部屋のドアを、持ち前の体重で「ドカ〜ン!」と開けたのにはビックリした。
「トラ〜!」と怒るが、透き通る様な瞳で見つめられ、お膝に乗って来て(お、重いし痛いよ)顔をペロペロされると
「ま、いいか」となる。お顔ナメ攻撃なんてワンコの常套手段だよ。
大切な預かりニャンコのため、脱走防止で2階の部屋に閉じ込めていて申し訳ない。部屋ではひとりで大運動会を開催しているようなのだけど(すっごい音がリビングに響く)やっぱり少し太ってしまった。セクシーショットでめざせ、グラビア雄ニャンコ。