お水飲めない〜

Gonくんは13歳の中年ワンコながら、子犬のように元気でお茶目なワンコだ。人にもワンコにもフレンドリーで気立てもよい。
まだ暑かった梅雨入り直後のこと、公園でお水を飲もうとして「かわいい〜」と子供たちに囲まれたGonくんは、大勢の子供にも平気でなでられていた。水飲み場は子供たちが流木などで飾って（？）基地のようにしていたので、「ごめんね、ワンちゃんに水飲ませたいから使わせてね」とGonくんを誘導した。でもGonくん、いつもと違う水場にひるんでしまった。なので、お水を両手で汲んで飲ませたら、それを見ていた子供たちが！「ボクもやる！」「ボクもー」と参戦してきた。
「ありがとうねー、よかったねぇGon」と言ったものの、子供たちの小さい手は弱々しくて、指の間から水がこぼれてGonくんが飲もうとしてもナ〜イ！それでもGonくん、差し出された小さい手のひらをペロペロしてあげる。「わぁ〜くすぐったい！」と子供たちは楽しそうに何回も何回もお水をすくってはGonくんに飲ませている（つもり）。人（ワンコ）が良過ぎるよ！
結果、まったくお水を飲めなかったGonくん。かわいそうに、でも、えらかった！近くのコンビニで、お店の人にお願いしてクラッシュアイスを買ってGonくんにあげた。コリコリとおいしそうに食べてくれたよ。暑いのによく我慢したね〜。
「子供の相手も大変なのさ」
帰りにガールフレンドのところに寄ってチュ！