chakousari’s blog

ペットシッター足掛け15年

魔性のワンコ

chakousari2007-02-02

透きとおった瞳が美しいMaronちゃんは今年の初日の出を一緒に見た子だ。Maronちゃんはお散歩の時、気が向くとご近所のボーイフレンド巡りをする。こう見えて結構イケイケワンコなんですよ。
朝早かったので、大体のワンコは寝ていたようだ。Maronちゃんは塀の外から「クゥイ〜ン」と鳴いて男の子ワンコを呼び出した。「あ、Maronちゃ〜ん」と嬉しそうに出てくると「いたのね。じゃっ」っと歩き出してしまった。寒空にボーゼンとする男一匹、ポツン。ごめんね〜(こんな事が何件もあったのさ)
次に、畑につながれている柴ミックスの男の子。Maronちゃんが近づくとヒンヒンお鼻を鳴らして喜んでいる。チューして(積極的!)お尻を嗅ぎ合って(健康調査)少しじゃれたらMaronちゃん、またお尻を向けて片足を上げた。男の子はお股をクンクンしてからウ○コしたてのMaronちゃんのウ○コ穴(すみません…)をペロリと拭いてあげたのだ!なんて献身的なの〜?「Maronちゃんっ!は、はしたない!!」Maronちゃんは素知らぬ顔で「じゃ〜ね〜」と立ち去ったのだ。残された男の子は名残惜しそうにずっとこちらを見ていた。
ある子の所は、家族揃ってお出かけだったようで犬小屋も空だった。呼んでも出てこないのでMaronちゃん、小屋の中まで入っていって調べ「いな〜い!プンプン」と怒って居座ってしまった。「出て来いよ〜、ひとんちだよ!」しょうがない子である。ここのワンコは大のMaronちゃんファンで、いつも大騒ぎで遊んでくれる。新年のご挨拶をしたかったのかなぁ、ワンコ的に。
こうして今年も7丁目の男の子を虜にしてMaronちゃんの一年が始まったのでした。どこがそんなに魅力的なのかなぁ、魔性とは女には分からないのよね、人間も。